韓国映画「宿命」(2008年公開)のストーリー

闇社会に生きる二人の男の宿命の対決を描いたアクションドラマ

オリジナル版の宣伝ポスター

金と利権を巡って、組織が激しい抗争を繰り広げている闇社会。暴力と裏切りが跋扈する世界の荒んだ生活に嫌気が差したウミン(ソン・スンホン)は、足を洗うことを決意するだった。

それを知ったウミンの兄貴分であるガンソプ(アン・ネサン)は、チョルジュン(クォン・サンウ)、ドワン(キム・イングォン)ら共に、自らが属する組織が運営するカジノを襲撃して金を奪い取ろうと計画する。

組織内では、そのチーム・プレーから「最強」と称される4人の計画だったが、ドワンが約束の場所に姿を現さない。彼らの裏切りをいち早く察知した組織のボス・ドゥマン(ミン・ウンシク)が、側近のヨンファン(チソン)に命じて、既に彼の身柄を押さえていたのだった。

他の三人も居場所を発見され、裏切りの代償としてガンソプはアキレス腱を切られ、ウミンは事件の責任を負って刑務所に入ることになった。しかし、自分達と共に組織を裏切ったはずのチョルジュンだけは、ボスから労いの言葉をかけられるのだった…。

それから2年後―。刑期を終えたウミンは、ボスであるドルマンの愛人に成り果てた元恋人ウニョン(パク・ハンビョル)、クスリに溺れて廃人同然の生活をおくっているドワンらの姿に愕然とする。激怒したウミンは、チョルジュンが経営するクラブに乗り込み、ドワンを薬漬けにした男を殴り倒し、ドワンの元恋人だったホステス・ミジン(キム・ミンジュ)に詰め寄る。

クラブでの事件を知ったチョルジュン。彼にとってウミンはかつての仲間ではなく、邪魔な存在にしか過ぎない。彼はウミンを襲撃し、瀕死の重傷を負わせた。そんなある日、チョルジュンはボスであるドゥマンがウミンを見舞う姿を目撃する。「ボスが必要としているのは俺ではなく、ウミンなのか!?」―。

組織内での立場に危機感を募らせるチョルジュンは、ドゥマン一派の船上で闇取引を行っていたところを部下たちに襲撃させ、大金の入ったアタッシュケースを奪取する。しかし、そこウミンが立ちはだかる。すべての因縁を断ち切ろうと、ひとつの決断をしたウミンは最後の大勝負に出るのだった…。

主人公のウミンを演じるのは、本作品が兵役除隊後の初出演となるソン・スンホン、そしてチョルジュン役には韓国髄一の演技派として知られるクォン・サンウを起用。この二人が競演するのは、映画「ひとまず走れ!(2002年公開作品)」以来。孤独な男たちが抱える葛藤を見事に描き出した心理描写もさることながら、アクションシーンの大半をスタントに頼らずに挑んだ二人の迫力あるアクションシーンも見所の一つとなっています。ほか「恋する神父」のキム・イングォン、パク・ハンビョルなどが出演。監督・脚本は「恋愛、その耐えられない軽さ」のキム・ヘゴン。

 
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